今年で10年目となる軽井沢草花館の緑のカーテン。
テラスにネットを張り、ウチワドコロ、ノブドウ、イケマ、ヤマノイモ、チョウセンゴミシ、ツルガシワといった蔓性の野草をネットに絡ませて観察しています。軽井沢の野に生える蔓性植物を使っているところが特徴です。
前回、7月13日以来、1週間ぶりの更新です。
昨日(7/19)は日差しが出て気温も上がりましが、7月に入ってからの日照時間合計が非常に少なく、緑のカーテンの成長は例年に比べて緩やかです。梅雨明けもあと1週間くらいはなさそうで、日照不足がもう少し続きそうです。
ちなみに7月の平均日照時間は131.4時間ですが、今年はまだ36.0時間(7/19終了時)。昨年記録した最小記録71.2時間をさらに下回るかもしれません。
2020年7月20日 軽井沢草花館 緑のカーテン
下の写真は昨年(2019)の同時期(7/22)に撮影したものです。
文頭で述べたように昨年7月も日照不足が深刻で緑のカーテンの成長がゆっくり進みましたが、今年はそれをさらに下回る日照時間となっていて、緑のカーテンの成長も緩やかで似ています。
前回(7/13)イケマの花のつぼみは今のところほとんど変化しておらず、咲くかどうか、ちょっと微妙な状況です…
2019年7月22日 軽井沢草花館 緑のカーテン
下の写真はさらび遡って、一昨年(2018)の同時期(7/22)に撮影したものです。この年は7月の気温が高く、日照時間も203.3時間(平均131.4時間)あり、緑のカーテンの密度が高く、例年になく良い仕上がりになっていました。
現在の葉っぱの面積比率は前回の時と大きく変わっていないようです。
ウチワドコロ5割、イケマとノブドウとヤマノイモの3種で4.9割、残りチョウセンゴミシといったところ。ただし、この中ではヤマノイモの成長が他よりも活発です。全体の2割くらいを占めていそうです。
2020年7月20日 軽井沢草花館 緑のカーテン