夏に咲くアジサイのタマアジサイは7月に入ってから玉を付け、その玉がはじけてつぼみを出し、花が咲き、そして散り、実が出来て、そして、今回は種子を観察することが出来ました!
まずは、いつもの定点写真から

2013年11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイ
実は褐色化が進み、カラカラに乾燥しています。

11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実 上部が裂けています
横からみると(下写真)

11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実(横から) うぶ毛が付いています

11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの装飾花 褐色しています
全体の様子としては、前回11月11日の時「タマアジサイ日記(47)」と同じですが、今回は、実の部分を少しだけ採取して、中の種子がどのようになっているのか観察してみることにしました。
タマアジサイの実の部分を少しだけ採取してみたものが下の写真です。

11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実
実にできた穴を下向きにしてみると、中から細かい細かい種子がいっぱい出てきました。

11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実とこぼれた種子
種子は長さが1_程で、太さは0.2~0.3くらいでしょうか?小さすぎて、土の上にこぼれたら、もう、確認できなくなってしまいそうです。

11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実とこぼれた種子(拡大)

11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの実とこぼれた種子
(目盛は1_ピッチ)
一つの実にどのくらいの数の種子がつくのか不明ですが、かなりたくさんの種子が出てきて驚きました。
下は、8月下旬の見ごろ時期に撮影したタマアジサイの姿です。

2013年8月26日 軽井沢草花館 タマアジサイ 満開時
それが、3か月も経つと、以下の様な姿に!

2013年11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイ 立ち枯れ時
葉っぱが落ちると、ガラッと雰囲気が違って見えます。
最後は、タマアジサイ日記の最後の写真で締めくくります。

11月18日 軽井沢草花館 タマアジサイの春芽
すっかり褐色化して、タマアジサイの一年も終わりです。
しかし、すでに翌春の芽ができており、来シーズンに向けてしっかりと準備をしていたようです。
長い期間タマアジサイ日記をご覧いただきまして、ありがとうございました。