小さな美術館軽井沢草花館 2021年度展示のご案内(5月22日)
「開館25周年記念 石川功一 軽井沢の草花展」を開催中です。
今年度(2021)の企画展では、石川功一の描いた軽井沢の草花図(水彩・油彩)を中心にしながら、記念展示としてマンガ、イラスト、人物画、風景画の作品を数点ずつ公開しています。
本日(5/22)、展示中の草花スケッチ9点の入れ替えを行いました。今年度の企画展は大きな展示替えがありませんが、季節に沿う形で不定期な展示替えを行っていきます。
1.レンプクソウ → ギンリョウソウ
2.アズマイチゲ → ルリソウ
3.アケボノスミレ → ベニバナイチヤクソウ
4.ミミガタテンナンショウ → カルイザワテンナンショウ
5.ミヤマガマズミ → カンボク
6.ウリハダカエデ → ヤマボウシ
7.シラカバ → マタタビ
8.ミツバツツジ → ハナヒョウタンボク
9.カスミザクラ → レンゲツツジ
以下、本日から展示を始めたハナヒョウタンボクの水彩スケッチを紹介します(6月末までの予定)。
【ハナヒョウタンボク(花瓢箪木)】
軽井沢に自生する植物の中でもとりわけ希少な植物の一つです。
日本が大陸と陸続きであったことを証明する木といわれ、氷河期に日本が寒冷であった頃には、東北、関東、中部各地に広く分布していたと考えられています。
現在では気候が清涼な軽井沢を含む限られた地域で自生が確認されていますが、さらなる温暖化と共に絶滅が心配されます。
石川功一 《ハナヒョウタンボクの花》 1999年6月9日 水彩スケッチ(6月末まで展示予定)

軽井沢 自生地のハナヒョウタンボク 2010年6月12日
【軽井沢草花館の利用案内】
現在、コロナ感染予防対策として、入館に際して以下の4つの協力をお願いしています。
1.館内でのマスクの着用
2.受付での検温:37.5度以上の方は入館をお断りしています
3.チェックシートの記入:氏名、連絡先、健康状態、渡航歴
4.手指のアルコール消毒
但し、今後のコロナウィルスの感染状況によって、人数制限や日程、営業時間の変更をする可能性がございます。
最新情報はこのページにてお知らせしていきますので、来館予定の方は、事前に確認いただきますようお願いいたします。
チラシのダウンロードはこちらから → 軽井沢草花館チラシ(PDF 5.0MB)
画家・石川功一(1937-2007)の個人美術館として誕生した軽井沢草花館は今年で開館25周年(1997−)をむかえました。
本展では、軽井沢自生の草花図(水彩と油彩画)約40点の他、25年目の記念展示として石川功一のマンガ、イラスト、人物画、風景画等、画業の軌跡を辿る作品を数点ずつ公開します。
マンガ家として出発した20代、画家として本格的な活動を始めた30代、そして軽井沢で草花に出会い、草花図の制作に生涯を捧げた40代以降の作品を一堂に集めました。石川功一の画業変遷や人物像と照らし合わせながらお楽しみ下さい。
開催日 2021年4月24日(土)~2021年11月23日(火・祝)まで
場所:小さな美術館軽井沢草花館
開館時間 10:00から17:00
休館日 火曜日(但し、11/23は開館)
入館料 500円(中学生以上)、小学生以下無料
ホームページ https://kusabana.net
以下、営業カレンダー(予定)