2011年08月07日

【展示紹介】エゾカワラナデシコ

軽井沢草花館で展示中の作品より、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)のスケッチです。

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石川功一 《エゾカワラナデシコ》 水彩スケッチ 1993.8.20

 日本女子サッカーのワールドカップ優勝で一躍脚光を浴びることになったナデシコ(撫子)の花。
 可愛いピンク色に深い切れ込みのある花弁が特徴。今にも折れてしまいそうなか細い茎とのバランスが絶妙で、華やかな花の色彩でありながら楚々とした佇まいを残します。
 石川功一のスケッチ作品からも野草らしい楚々とした上品さが感じられます。

 秋の七草のひとつにもなっており、夏から秋口にかけて、当たりの良い草原や林道の縁などに自生します。
 作品は9月5日(月)まで小さな美術館軽井沢草花館で展示公開しております。

 軽井沢草花館ホームページ http://www.kusabana.net


 現在(8/7)、軽井沢草花館の駐車場脇の植栽にエゾカワラナデシコが開花中です。
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2011年8月7日 軽井沢草花館 エゾカワラナデシコ(左下ピンク)



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2011年08月06日

【展示紹介】ゆうすげ草原5草

軽井沢草花館で展示中の作品をご紹介しています。

石川功一の描いたユウスゲの油彩画です。(9/5まで公開中)

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石川功一 《ゆうすげ 草原5草》 油彩画 30号変形 1996年

 石川功一の描いたユウスゲ作品は、夕暮れに咲く姿をイメージして背景色を暗めにするか、夕焼け色にしたものがほとんどです。
 しかし、この作品においてのユウスゲは、周りにワレモコウ、キキョウ、コウリンカ、ツリガネニンジンの花と共に、明るい草原の緑を背景にして描かれています。
 月夜の中で静かに過ごしたユウスゲが、夜明けの草原で佇む姿をイメージしたのかも知れません。

−9月5日(月)まで軽井沢草花館で展示公開しています−

 下の写真は、「ゆうすげ 草原5草」の作品の前に開花直前のユウスゲ(プランター)を置いて撮影したものです。

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2011年8月6日 14時45分 プランターのユウスゲと「草原5草」

※本日、草花館の小さな庭のユウスゲは40輪前後の開花となりそうです。


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2011年08月03日

【展示紹介】油彩ゆうすげ「うたげ近し」

 軽井沢草花館の小さな庭ではユウスゲが見ごろをむかえており、毎夕40輪ほどの花を咲かせています。
 一方、館内では石川功一の描いたユウスゲの作品(水彩スケッチ1点と油彩画6点)を展示公開しており、その中の1点をご紹介します。


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 石川功一 《うたげ近し(あさまきすげ)》 油彩50号 1990年 軽井沢草花館所蔵


 「うたげ近し」とタイトルされた(上写真の)油彩画は1990年に描かれたもので、石川功一の描いた油彩画ユウスゲ(アサマキスゲ)作品の中では最も初期の頃の作品です。

 日本画のような淡く繊細な色調に仕上げた背景は石川功一作品の特徴で、闇夜の中でひっそりと咲くユウスゲの姿を連想させます。

 人気のない闇夜の中、ユウスゲ(アサマキスゲ)は密かに他の草花たちと会話をしているのではないだろうか? そんな想像がタイトルの「うたげ(宴)近し」に込められているのかもしれません。

9月5日まで展示公開しています。

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2011年07月31日

【展示紹介】スケッチ「ノリウツギ」

小さな美術館軽井沢草花館 開館15周年記念
石川功一
軽井沢の草花スケッチ油彩展 第3期 盛夏編
9月5日(月)まで

 石川功一のやさしいタッチの草花スケッチ33点と日本画のような独特の画風の油彩画25点による「盛夏編」。夏の草花を中心とした作品が並んでいます。
 公開中の作品から1点、以下にご紹介します。

ノリウツギ(アジサイ科)

 軽井沢で自生する主なアジサイには、コアジサイ、ヤマアジサイ、タマアジサイ、クサアジサイ、そしてこのノリウツギが挙げられます。
 ノリウツギは 7月後半あたりから8月にかけて山地の林道端等でよく見られ、夏の軽井沢ではおなじみの草花(木本)の一つです。


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石川功一水彩スケッチ 《ノリウツギ》 1992年8月7日 (9/5迄展示中)

 大きくなっても5bほどまでにしか大きくならない落葉の低木(あるいは小低木)で、枝先に付く円錐花序は30aくらいにまで大きくなりますが、派手さはなく、上品さが際立つ植物です。

展示詳細は http://www.kusabana.net まで


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posted by kusabanakan at 22:28| 展示紹介