(2014年春に種から発芽し、この春11年目をむかえたブナ(崇さん)の成長記録です)
10月13日以来、約2週間ぶりの更新です。
今年は2年ぶりに春につづく夏の成長が見られましたが、すでに幹や葉っぱの成長は止まりました。
この2週間では黄葉が進み、冬芽の成長がわずかながら観察できました。
2024年10月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 樹高79.5a
下写真:前回(10/13)の崇さんです。
2024年10月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 樹高79.5a
下写真:上から見た崇さんです。下部は春(4〜5月)に出たもので、上部は6月27日以降に伸びた枝から出た葉っぱです。
前回(10/13)までは上部と下部で葉っぱの色にはっきりと違いが出ていましたが、黄葉が進み、わかりにくくなりました。
2024年10月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目
2024年10月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目
下写真:春に芽吹いた枝から出た葉っぱのうち、一部で黄葉が進んでいます。すでに前回(10/13)から葉っぱの周囲から黄色くなっていて特徴的です。
2024年10月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 下部の葉っぱの黄葉
2024年10月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 下部の葉っぱの黄葉
下写真:6月27日以降に芽吹いた枝から出た葉っぱも一部黄葉が進みました。前回(10/13)から端部から色が変わっていて上の写真の色づき方とは違っていました。
2024年10月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 上部の葉っぱの黄葉
2024年10月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 上部の葉っぱの黄葉
下写真:この約2週間で、一部、冬芽が成長していました。
春(4〜5月)に出た枝についた冬芽は前回(10/13)の11_から変化がありませんでしたが、6月27日以降に出た枝に付いた冬芽は前回(10/13)の5.5_から今回(10/26)6.0_へと0.5_増となりました。
2024年10月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目
左:夏成長の冬芽=6.0_、右:春成長の冬芽=11.0_
下写真:前回(10/13)撮影
2024年10月13日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目
左:夏成長の冬芽=5.5_、右:春成長の冬芽=11.0_
下写真:幹の直径はφ19.0_で、6月27日以降、0.5_単位での変化はありません。
5/27:φ17.5_→6/9:18.0_→6/27:19.0_→7/5:19.0_→7/10:19.0_→7/21:19.0_→8/8:19.0_→9/1:19.0_→9/16:19.0_→9/30:19.0_→10/13:19.0_→10/26:19.0_
2024年10月26日 軽井沢草花館 ブナの崇さん 実生11年目 幹の直径φ19.0_
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【ブナの崇さん、成長メモ】
2018年 記録的に暖かな4月でしたが、芽吹き時期が遅く、下方の枝から芽吹きが始まる。
2019年 幹の上部を剪定
2020〜2022年 芽吹きのタイミングが2度あって、成長が不安定
2023年 順調に成長
2024年 過去最速の芽吹き
2024年 7月より今年2度目の芽吹き
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軽井沢草花館のブログ「ゆうすげ日記」の中において、この「ブナ日記」と並行して「イヌブナ日記」も配信しています。ブナ日記よりも2年早くから成長を観察していて、今年(2024)で13年目のシーズンとなります。以下のリンク先からご覧ください。
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【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】
「石川功一の水彩・油彩展 和歌に詠まれた草花たち」2024年11月10日まで開催中です。
火曜日休館
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