2021年からナンバンハコベを種から育てて、成長を観察しています。
1年目(2021年)から花が咲き、実を付けていますが
2021年:8月29日開花
2022年:8月22日開花
そして、今年も花が咲きました。
2023年:9月2日開花
2023年9月2日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの花(今年最初の一輪)
実際には数日前から咲き始めていたものと思われますが、今年は観察がおろそかになっていて、今日まで気が付かずにいました。
というのも、「同じプランター内でゲンノショウコが繁殖してしまい、ナンバンハコベの成長が妨げられ、今年は花が咲かないだろう」と、勝手に思い込んでいたからです。
(下写真で)プランター内に生えている植物の割合はゲンノショウコ80%、ナンバンハコベ15%、その他5%といったところ。
2023年9月2日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの花
もともと2年前、プランターにナンバンハコベの種だけを撒いて育てていましたが、3年目にもなると、他の植物の種が入り込んで、しっかりと手入れしなければ、様々な植物が芽を出して、競争になってしまいます。
春に時点でゲンノショウコの葉が出ていたのですが、手入れせず、そのまま放置しておいた結果なので、当然の結果です。
現在ナンバンハコベの開花数はわずか2輪。これから咲きそうなつぼみも2つしか確認できていません。
下の写真はプランター内、ナンバンハコベの茎です。
ほとんどの茎は、枯れたように茶褐色化していて、元気がありません。
8月の時点でこのような状態だったので、「今年は咲かないだろう…」と思ってしまいました。
2023年9月2日 軽井沢草花館 プランター ナンバンハコベの茎
下の写真は、プランターをほぼ占有している(ベニバナ)ゲンノショウコです。
2023年9月2日 軽井沢草花館 プランター (ベニバナ)ゲンノショウコ
下の写真は春先の4月10日に撮影したもので、ナンバンハコベの新芽と共にゲンノショウコの葉(写真の左下)も出てきています。ほぼ同じ時期に芽吹きが始まりましたが、最終的にはゲンノショウコの方がたくましく成長できたようです。